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炬燵(電気こたつ)と言えば日本の冬の風物詩ですが、最近

少なくなってきました。

全国の保有率を見てみると

1位が福島県

2位が島根県

3位が鳥取県です。

奈良県も多いと思ってましたが、トップテンには入ってません。

そして47都道府県の中でなんと46位が北海道です。

47位が沖縄 これは分かります。

持っている人がいるのが不思議な感じがします。

北海道はやっぱり暖房が行き届いているのでしょう。

気温が氷点下になるようなところですから、炬燵くらいでは暖

まりません。

この電気こたつ 1975年には普及率は90%だったそうです。

しかしその頃をピークにどんどん減ってきて今では40パーセント

前後のようです。

最大の原因はエアコンの普及です。

家の断熱性能もよくなり、エアコンで十分温めることができるよう

になりました。

また、生活様式が洋風になったせいもあるでしょう。

確かに炬燵に入ってしまうと動くのが億劫になり何かと不便でも

あります。

以前北海道出身の方の家を新築させてもらいましたが、寒い時期に

炬燵に入って座ったままでいる生活は考えられないといわれてました。

 

我が家にも炬燵はありますが、最近使っていません。

しかし、この炬燵 入ってしまうと何とも居心地良くいつまでも離れ

られません。

そのまま横になって寝ることもできます。

今年のお正月はこれを体感した人もいるのではないでしょうか。

昔は、家族全員が炬燵に入ってテレビを見たり、たわいのない話を

したりしたものです。

また家族が多いと、お互いの足が邪魔になり炬燵の中で足の置場を

取り合いしたりしたものです。

家族団欒の場でした。

これが家族のコミュニケーション(つながり)を持たせていたのかも

しれません。

そう思うとまた復活すればいいのかもしれませんね。