掃出し窓 床から鴨居まで開いている窓です。
引違のほかに引込を使った全開口など多種類あります。
人の出入りが可能で、室内への十分な採光や通風が取れます。
冬は、日差しによる集熱ができますが、反面ガラス面が多きいので
熱が逃げやすい部分でもあります。
夏場は、庇を設けるなどして直射日光を遮る工夫は必要です。
今は、2枚の引違が主流ですが中央を開口したい場合は、
4枚の引違を選ぶのもいいと思います。
ただ、サッシの枠が目立つのが難点です。
写真のアングルが悪いですが、2枚の片引込のサッシです。
外壁側に2枚の建具を引き込むので、室内側からは大きな
開口が確保できます。
4枚の建具を両側に2枚づつ引き込むことができるサッシ
です。ほぼ2間分の開口が確保できます。
中央の柱は特別必要なわけではありませんが、外壁の開口
が大きくなるので、構造上 設けています。
さすがにこの大きさになるとサッシの引手部分には、
ハンドルバーを付けてもらった方が助かります。
アルミサッシもいろんなタイプがそろっていますが、上記2点
のデメリットは雨戸がつけられないということです。
掃出しサッシは、濡れ縁やウッドデッキなどと組み合わせるのが
有効な使い方です。