昔、正月の遊びと言えば凧揚げやコマ回し、かるた
などがありましたが、最近は、そんな遊びをしている
子供は見かけなくなりました。
凧揚げなどしていれば見かけるものですが、全くと言って
いいほど見ませんでした。
私が小さいころの凧というと、写真のような人型を形どった
物で絵柄は当時はやっていた漫画の主人公です。
買ってきてそのままではくるくる回るだけで揚がらず手や足
のところに紙テープを付けてからあげるものでした。
息子の時代にはビニール製の三角形した凧がはやってましたね。
古来の中国では戦いや占いの道具として使われ、江戸時代には
男子の誕生祝として凧揚げをするようになったらしいです。
それから、コマ回しですが、これの起源はエジプトで紀元前
2000年になるらしいです。
それから中国の高麗を経て伝わり高麗(こま)が名前になり
独楽の字があてられたそうです。
私たちが使ったのは、木製で中心に鉄の軸があってそこから紐
をコマの周囲にくるくる巻きつけて回して遊びましたが、慣れ
るのには時間がかかったように思います。
日本人の手先の器用さなどはこんなところから生まれたのかも
しれません。
今の子供さんはどんな遊びをしているんでしょうか。