劣化の低減 簡単に言うと建物を長持ちさせることです。
長期優良住宅の項目にある劣化対策等級に相当するものです。
長期優良では劣化対策等級は3を求められます。
等級3とは「構造躯体が3世代(75~90年)持つ程度の対策」
を講じることという意味です。
対策の内容としては、床下や小屋裏の換気、柱や土台の樹種の指定
および防腐・防蟻の処置、基礎の高さの指定、床下の防湿措置
などがあります。
しかし、何もせずに75~90年も持つとは思えません。
施工の精度や使われている樹種(相応の対策を講じれば指定はない)
金物の結露などから想定外のことが起こる可能性があります。
定期的なメンテは必要です。