水泳という競技の中にバタフライという泳ぎ方があります。
なんとなく動きが不自然で、他の泳ぎ方に比べて馬力がいりますし、
だれもができる泳ぎ方ではありません。
私は昔、水泳部に属していたので一応泳げます。
そのころ無断で練習をさぼり、罰としてバタフライで
500m泳がされたことがありますが、今はそんな距離は泳げません。
ところでこのバタフライ、もとは平泳ぎだったのをご存知ですか。
数十年前のオリンピックの画像を見ていたら、平泳ぎの大会なんですが、
一人選手が両手を水面から出して泳いでいます。(バタフライのように)
当時平泳ぎは手と足が左右対称の動きをするという規定しかなかったそうです。
そこで考えた選手がバタフライのような泳ぎ方で優勝してしまいました。
それから30年ほど経過して改めてバタフライという新しい種目として
認められるようになったそうです。
そういえば、手足の動かし方のタイミングは平泳ぎそのものですね。