「コスパ」よく使われる言葉です。

誰もが費用対効果の高いものが欲しいです。

物価上昇の激しい現代ではなおさらです。

そこへ最近聞いた言葉が「タイパ」。

何のことかと思えばタイムパフォーマンス、費やした時間

とそれに対して得られた効果や満足度の対比です。

これが住宅だとどうでしょうか。

決めなければならないことが多いフルオーダーの注文住宅

に対してセミオーダーや規格住宅、建売住宅は選択肢が少

なく家づくりの手間、時間を節約することができます。

これはコスパを上げることにもつながります。

業界もそのあたりは熟知していて規格住宅に流れる傾向に

あります。

プランでいうと洗濯機の近くにランドリーを設けたり

キッチンの近くにパントリーを設置したりして作業をスムーズ

に行えるようにすればこれもタイパをよくすることになるのか

もしれません。

そこへ「スぺパ」、スペースパフォーマンスという言葉もある

そうです。

限られた空間をいかに効率よく活用できるかということです。

持ち家の床面積は10年間で10㎡以上、20年間で20㎡以上小

さくなっています。

それで住んでいるんですから間取りも工夫されているのでしょう。

話は変わりますが、平均的なビジネスパーソンが1年間で探し物

に使う時間は150時間だそうです。

言われてみればそれくらいは使っているように思います。

私などはもっと多いかもしれません。

少しでも減らすにはやはり整理・整頓でしょうか。

そうすれば狭くなった部屋も広く使うこともできます。