階段ですが、現代の基準に合った階段は昇り降りしていても
何でもないですがリフォームで築年数の経過した家に行く
と勾配が急だったり、踏面が狭かったりして今の階段に慣れて
いると昇り降りが少し怖く思うことがあります。
そこへ手摺が付いていないこともあります。
階段での事故というと年間に500人近くの方が亡くなったこと
もあるようです。
階段も間取りによっていろんな階段があります。
直階段、1階から2階まで真っすぐにのびた階段は昔はよく見かけ
ましたが最近はほとんど見かけなくなりました。
物を持って上がるには便利なんですが、転倒した時に下まで落ちて
しまうという危険性があります。
多いのが廻り階段ですが廻り部分には広めの踊り場などを設けたほう
が安全です。
廻り階段にすると三角形の段板が必要になり、その内側の狭いところ
が足を踏み外しやすく危険です。
廻り階段は段数が少ないほうがいいです。
ただ安全に造ろうとすればするほどたくさんのスペースが必要になります。
階段下収納といった空間になりがちですが階段下というのは使いにくい
空間です。
オープン階段にして部屋の一部として使うという方法も
ありますが、これも好き好きで蹴込板がない階段ですから
不安に感じる人もいれば、階段下に埃が溜まりやすいという
デメリットもあります。
使い勝手と安全性が大事ですが、インテリアとしての階段も
あります。