当社はずっと日本の木、主に吉野材を使って家づくり

をしています。

ご存知のように日本は世界でも有数の森林国です。

国土面積に占める森林面積は先進国の中ではフィンランドの

73.1%に次いで世界第2位の68.5%です。

たしかつい最近まではスウェーデンが2位だったと思いますが、

68.4%で逆転しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

日本はそれだけたくさんの木材があるはずなんですが、

国産材は輸入材に押されていて2023年度の自給率は

40.3%と少なく、その上やや下降気味でもあります。

それだけ活用されていなんですね。

価格的に輸入材のほうが安いんでしょう。

日本の気候に適しているのはもちろん日本の木なんです

が、どうしても安い方に流れてしまいます。

輸入材で一番多いのは多分「米松」です。

松という名前がついていますが日本の松とは違います。

主に梁、桁材に使われています。

ところで日本の各都道府県別の森林率はどうかというと

「東京都、大阪府、沖縄県、千葉県の中で一番森林率が

低いのはどこか」というアンケートを取ると東京と答えた

人が一番多く、次が大阪でした。

ところが実際に森林率が一番低いのは千葉県の29%、

2番目が大阪、東京は5番目です。

そして一番森林率が高いのが高知県の84%でした。

千葉県は平野が多く大きな山がないのが影響しているそうです。