古民家のリフォームです。

古民家は本来壁はほぼ真壁で天井は1階なら2階の床が

そのまま表しになっていたり、2階は小屋裏がそのまま

見えていたりで写真のような石膏ボードを貼るための

下地はほとんどありませんでした。

そして壁は左官屋さんが仕上げるものでした。

古民家も今風に仕上げようとすると写真のように下地の

木ばかりになります。

天井の野縁や壁の胴縁などは昔は使うことがなかった

木材でしょうね。

壁を真壁にして左官屋さんで仕上げる時は柱が多少凸凹

していても不具合はありません。

しかし大壁にすると壁は真っすぐに通さないと不陸が

目立ってしまいます。

壁を真っすぐに平らに仕上げるための下地になるのが胴縁です。

 

話は変わりますが

日本には寺社仏閣がたくさんあります。

よく比較されるのがコンビニとどちらが多いかですが、

あの至る所にあるコンビニが5万7千店舗。

寺社仏閣は15万8千とほぼ3倍です。

ちなみに郵便局は2万4千弱です。

では神社とお寺ではどちらが多いのかというと

お寺が7万7千、神社が8万1千と神社のほうが多いです。

八百万の神々と言いますが800万はさすがにないですが

8の字が重なります。