今、蔵の中を改装させてもらっています。
畳を剥がしてみると当時の新聞が敷かれてました。
「聞新日朝阪大」と書かれています。
今と違って右から書いてあります。
大阪朝日新聞です。
当時はそういう名前だったんでしょうか。
発行日は昭和3年3月18日(日曜日)となっています。
95年前の新聞です。
この蔵はその時建てられたのでしょうか。
新聞がそのままということは畳もその当時の物?
畳というのはそんなに長持ちするんでしょうか。
この右→左に書くのはいつから左→右になったのかと気
になって調べてみると
右から書くのは縦書きの影響があります。
縦書きは今も右から書きます。
日本は昔は縦書きしかありませんでした。
縦書きはなぜ右から書くかと言うと「巻物に文字を書いて
いたから」という理由があります。
では横書きの場合、左から読む日本語が使われたのは西洋
の辞書の影響があったようです。
そして大正から昭和初期は右→左と左→右が混在していた
そうです。
このどちらから書くかという問題は終戦とともに集結して
読売新聞は1946年(昭和21年)1月1日から見出しを左→右
に変えています。