古民家でよく見かける差鴨居と言われる材料です。
高さは30センチから大きなものでは50センチくらいの
木材が使われます。
鴨居ですから建具の溝が突いてあります。
単純に狭い間隔で立っていた柱の間隔を広げるために
鴨居の背を高くしたもので、構造材を兼ねています。
この上には普通の家とお暗示で梁がありますが、差鴨居の
ほうが大きいです。
背が高いので横揺れにも対抗してくれます。
この鴨居の反対側をみると
普通の鴨居しかありません。
これもよくある造りで座敷などの和室側には差鴨居は使
われません。
長押が回りますから。
それで差鴨居の片面の上の方だけ削り落としてあります。
サッシです。
トリプルガラスです。
やはり部厚いですね。
指で挟むとその厚さがよくわかります。
3センチくらいあるでしょうか。