昨日と今日、二日続けて古民家の現地調査に行ってきました。

 

昨日の古民家は私が中学のころ通学していた道沿いにある

古民家で、中学のころすでに十分古民家だったのを覚えて

います。

築150年位でしょうか。

屋根の瓦も建築当初のままらしいとのことです。

公共下水が引き込まれたので水回りを改修するのが主な

工事になりそうです。

煙抜きの腰屋根が付いています。

土間にはまだ竈がありました。

さすがに現役ではなさそうでしたが。

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらの古民家は遠方に暮らしている方ですが、祖父から

引き継いだそうでリフォームを考えておられるとのことです。

今のところたまに訪れるだけなので半分空家のような状態

ですが、将来的にはカフェなど営みたいそうです。

平屋の古民家ですが、厨子2階があって床は土が敷き詰めら

れていました。

昔は蚕を飼われていたそうです。

蚕というと1階の和室の床には囲炉裏の跡があるかもしれません。

 

どちらの家もびっくりするほど大きな梁や差鴨居が使われています。

そしてどちらも煙で燻された柱や梁がきれいでした。

古民家の需要はまだまだたくさんありそうです。