急に寒くなりましたね。
先日、自宅とモデルハウスで薪ストーブを点けました。
今年は少々早いです。
10月に点けることになるとは思いませんでした。
薪ストーブに関しては環境に悪いと考えている人もいます。
あの煙突から出る煙は大気汚染ではないか、
2酸化炭素を出しているから温室効果ガスではないか など
昨年でしたか、新聞社の方が掲載した薪ストーブに関する記事が
非難を浴びるということもありました。
いろんな見解があります。
しかし、石油ストーブと薪ストーブを比べると
ある地域での暖房の試算ですが、
灯油を利用した場合の2酸化炭素排出量=1756kg-CO2/年/世帯
薪を利用した場合の2酸化炭素排出量=3570kg-CO2/年/世帯
薪の方が倍ほどの2酸化炭素を出しています。
しかし、薪は地上にある2酸化炭素を樹木が吸収したもの
であって今まで地表になかった2酸化炭素を新たに増加させる化石燃料
(灯油)とは違うということです。
いわゆるカーボンニュートラルというものです。
しかし、薪ストーブの薪は一切余計な2酸化炭素を出さないわけでは
ありません。
伐採や製材、運搬には化石燃料を使います。
薪と灯油でCO2の排出量を比べると灯油の方が1440kg-CO2/年/世帯
というデータがあります。
そして杉の木1本が年間に吸収してくれるCO2は14KGとされていて、
杉の木100本分のCO2を出していることになり、薪ストーブを使えば反対
にそれだけ節約してくれることになるんだそうです。
しかし、日本における薪ストーブの普及率はわずか1.3%です。
やはり便利なエアコンが主流のようです。
まだ少し先の話ですが、12月17日に「薪ストーブ体験会」をします。
簡単な料理も用意しています。
よろしければご参加ください。