まだ外構工事が終わってませんが、先日お引渡しさせて

いただきました。

吹付やサイディングといった仕上げの家が本当に多くなりましたが、

私は個人的には板貼りや左官仕上げの家が好きです。

多分そのほうが環境にはいいと思います。

ただ、耐用年数という点ではサイディングはいいんでしょうね。

シールの打ち替えは必要かと思いますが。

環境にいいというのはそのまま放置しておいても自然に、土に

還る材料という意味です。

それは腐るということですから、耐久性ではサイディングには敵わない

と思います。

しかし意外と長持ちするもので木材んは仕様変更や廃番ということが

ありません。

 

 

 

 

 

 

こちらは今施工中の家です。

この家にも派風板、鼻隠しという部材には桧の木を使っています。

取り付けたばかりの木は大変きれいです。

私は木材に塗装するのもあまり好きではありません。

同じ塗装するなら古くなってもわかりにくい色がいいと思いますが、

昔は木材に塗装などしませんでした。

防腐のために塗ってほしいという人、色を付けたいから塗ってほしい

という人がいます。

色という点では木は自然のままが一番いいと思います。

しかし無垢の木は数年で黒くなって見苦しくなる時期があります。

そこを過ぎると古色、灰色になっていきます。

防腐のために塗ってほしいという人もいますが、防腐塗料はたくさん

ありますが、塗装によって本当に長持ちしているんでしょうか。

いったん塗装すると何度も塗装しなければならなくなります。

以前塗装させてもらった木の塗料が部分的に剥げたことがあります。

どうしてかというと、大工さんがきれいにしようと手でカンナをかけて

仕上げてくれました。

大工さんが木をカンナで仕上げると表面が光ります。

そして、水をはじくようになります。

それで塗料が乗らなかったん(沁み込まなかった)ですね。