大規模改修です。
サッシを樹脂サッシに取り換えています。
断熱改修ではサッシを取り換えるのが一番効果があります。
次に断熱材です。
リフォームでは断熱材はグラスウールを使うことが多いです
が、この家ではペットボトルの再生品を使う予定です。
こちらの家はツーバイフォーです。
在来の木造軸組みからプレハブ、鉄筋コンクリートと住宅でこれだけ
いろんな工法があるのは日本だけかもしれませんね。
リフォーム市場は数年前から急に増えてきて、これからも伸びて
いくと思います。
もったいないからリフォームで対応するという理由もありますが、
景気の先行き不安もその原因です。
しかし最近のリフォームは老朽化したからというよりここ数十年で
の間取りの変化や性能の違いからリフォームする人が増えているよ
うに感じます。
つい30年ほど前では区切られていた部屋を広く一体にして使う生活
に変わり、応接間や和室は使わない部屋になりました。
そこへサッシや断熱材の性能が良くなり、簡単に断熱改修できるよう
になりました。
また度重なる震災の影響もあって耐震補強も増えています。
この業界も変化が急すぎたのかもしれません。
住宅設備も毎年のように新しい商品が追加されていきます。
もちろん毎年新築の家は着工してますから新商品も必要なのですが
家は自動車のように簡単に買い替えできるものではありません。
断熱の改修に関しては国も毎年補助金を出します。
施主さんにとってもありがたいことかもしれませんが「補助金が
もらえるなら改修しようか」という気になります。
工務店も仕事はあるのはありがたいです。
しかし、見ようによってはいいように振り回されている、あおられている、
のかもしれません。
メーカーは助かります。
リフォームもいいですができるならばなるべくリフォームしなくてもいい
ように、するとしても最低限で済むように数十年先を見越して家づくりを
しましょう。
性能を求めるのはいいですが、最先端の流行を追いかけて家づくりをすると
すぐに時代遅れになります。
またリフォームを検討している人も流行りに左右されないような商品を選び
ましょう。
