リフォームや新築といった家づくりを考える人はだいたい
二つに分かれます。
子育て世代のように初めて家づくりをする人。
子育てを過ぎて夫婦二人で暮らしていく人。
どちらも新築する人もいればリフォームをする人もいます。
子育てを過ぎた人は家というものがある程度わかっています。
リフォームになることも多いです。
夫婦二人だけで生活を初めても子供ができれば自然と物は
増えます。
増える一方だったものが急に要らなくなります。
リフォームの相談に伺うとだいたい家の中にはモノがあふれ
ています。
またリフォームをしようとしている家は30年から50年位前
の家ですから部屋が小さく区切られています。
なので余計に狭く感じます。
大規模な改修、リフォームになるといったん引っ越しをして
もらうことになります。
物がなくなると施主さんも気が付くと思いますが、それだけ
でこれだけの広さがあったのかと思うはずです。
そこから廊下を部屋内に取り込んだり、しっかりと区切られて
いた部屋の壁を取ったりすることで一体感のある間取りにすれば
当然広く感じます。
そうなれば要らないものは持ち込まなくもなります。
歳をとるごとに身軽になるのは必要なことだと思います。