今「新築住宅」はウッドショックや設備機器の納入待ち、職人不足
などで不安定な状態が続いています。
いろんな材料が値上がりし、設備の納期も確定しない状態ですが
どこも忙しそうです。
当社もそんな中で何件か新築を棟上げをしています。
すでに見積もりしてしまっている材料については負担せざるを得ない
ものもありますが、何より仕事があるというのはありがたいことです。
幸い、当社は吉野の天然乾燥材を使っているので構造材はウッドショック
前から乾燥のために在庫してもらっていたのであまり影響を受けていません。
国産材を使っていてよかったと思います。
本来家づくりというのはそうであるはずですが、安価な輸入材には
敵わないのかもしれません。
しかし今回のショックで少しづつ国産材は増えていくことでしょう。
12月4日(土)・5日(日)にこちらの家で「構造の見学会」をさせて
もらいます。
構造の見学会は人気がありません。
多分見てもわからないからですね。
構造を見てもどんな家になるのか見当がつきません。
住み心地がわかるわけでもありません。
けれども吉野の天然乾燥材とはどんな木なのかはわかります。
今新築されている家のほとんどは輸入材が大半です。
住宅価格が安いほど輸入材が多いです。
国産材と輸入材、どちらも良好な環境下にある限りは問題はありませんが、
隠れてしまうところではわかりません。
環境が悪くなるほど国産材は強く、長寿命です。
日本の木ですから日本の気候に適しています。
輸入材を使っているところはそんなことは教えてくれません。
当社が特別なわけではなく昔はどの家も日本の木で家づくりをしていたのです。